医療・食品関連包装樹脂フィルム切断刃物

1.自動包装機械関連の刃物部品NAP処理について

医療・食品関連包装樹脂フィルム切断刃物の耐久性改善、粘着物付着低減改善は、樹脂、粘着剤分子サイズより小さいRa100㎚からRa300㎚の凹凸を形成することで、フィルム切断にナノサイズの凹凸形成されていることで、接触面積が少なる事により摩擦抵抗を低減し耐久性が良くなる事がわかりました。また、粘着物付着低減は、粘着剤分子サイズより小さいナノサイズの凹凸形成されていることで、粘着物付着低減できる事がわかりました。

2.過去1年前までの刃物部品NAP処理加工について

弊社に持ち込まれてる刃物部品は、マシニング加工・旋盤加工後、刃研磨した状態の物で、刃研磨した際のカエリ跡をNAP処理加工で除去する目的と耐摩耗性・粘着物付着低減を目的とされておりました。

3.現在の刃物部品NAP処理加工について

 

医療・食品関連包装樹脂フィルム切断刃物の材質は、SKH51の焼入れが90%以上の状況です。最近のボールエンドミルは、問題無く切削が出来ますので、刃研磨工程を省きNAP処理を行う試作を繰り返しした結果、マシニング加工のカエリ跡をNAP処理加工で除去する目的と耐摩耗性・粘着物付着低減が以前よりと評価されています。

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